製品

人体に影響を与えるオゾンの安全管理に
耐久性、コストのバランスが取れた低濃度オゾンセンサー

オゾン殺菌、空気浄化設備の安全基準管理に

オゾンは強い酸化力を持つ気体で、浄水設備や空気浄化装置などの殺菌技術に活用されています。新型コロナウィルス(COVID-19)の感染拡大を機に殺菌装置の需要が増大しており、オゾン活用の場面が増えています。
一方で高濃度のオゾンは人体に影響を与える危険性があるため、オゾン発生装置を使用する際は室内のオゾン濃度管理は欠かせません。
NISSHAエフアイエスのオゾンセンサーは、人が明らかな臭気を感じる0.1ppm以下のオゾンを高感度に検出するガスセンサーです。
半導体式を採用しており、空気清浄器などの空調設備や、室内モニタリングのためのオゾンガス監視目的として、機器へ容易に組み込むことができます。

低濃度検知、耐久性、コスト /すべてにおいて満足を与えるオゾンセンサー

低濃度ガス検知に優れた半導体式ガスセンサー

高い耐久性

低コスト

人体へのオゾンの影響

オゾンの人体への影響

                                        (出典元:日本水道協会「水道協会雑誌 第53巻 第11号」)

   

オゾンの濃度が0.1ppmを超えると、人体への明らかな影響が現れます。
NISSHAエフアイエスのオゾンセンサーは0.25ppm(250ppb)以下の低濃度オゾンを高感度に検出するセンサーです。
浄水施設などの作業場内や、居住空間のオゾン濃度監視に活用いただけます。

特長

低濃度に感度が高い半導体式ガスセンサー

NISSHAエフアイエスのオゾンセンサーは、ITO(インジウム-スズ複合酸化物)を感ガス材に使用した半導体式ガスセンサーです。
半導体式ガスセンサーは、アルミナ基板上に形成した感ガス材薄膜をヒーターで加熱した際に起こる酸化還元反応を利用してガスを検出します。

半導体ガスセンサーのガス感度特性は、ガス濃度変化に対するセンサー抵抗値(RS)変化として両対数グラフ上で表わされます。センサー抵抗値はガス濃度の増加と共に増加します。 NISSHAエフアイエスのオゾンセンサーは、1ppm以下のオゾンに対してリニアに反応します。

長期使用の安定性に優れたガスセンサー

NISSHAエフアイエスのオゾンセンサーは長期使用によりガス感度が変化しますが、その変化はより低濃度のオゾンを検出する高感度側にシフトする傾向にあります。つまり経時的には安全な方向への特性変化ですので、安心してご使用いただけます。

耐久性で優れる

半導体式ガスセンサーの感ガス材は使用により消耗することがありません。そのため、ガスセンサーは10年という長期間の耐用年数で可能です。(センサーモジュールは、最大2年です)

低コスト

半導体式ガスセンサーは他方式のセンサーと比較して比較的安価に提供できます。
また、特殊光源などの付帯部品も必要としないため、消費電力も抑えられます。

用途に応じた製品ラインナップ

製品はガスセンサー単体の他に、250ppbまでの濃度測定が可能なセンサーモジュールも取り扱っております。

オゾンガスの発生監視用にはガスセンサーを、製品への組み込みやオゾンガス濃度監視制御が必要な用途にはセンサーモジュールをご活用いただけます。

使用例

空気清浄機器使用時の環境管理
プラズマ放電除菌時の副産物としてのオゾン濃度管理

空気清浄器の多くには除菌機能が付いています。除菌機能にはいろいろなものがありますが、プラズマ放電処理などにより酸化分解機能を持つ電子やイオンを放出し、それらが接触する菌やウィルス、アレルゲンなどを破壊する方式がよく知られています。このプラズマ放電処理により副産物としてオゾンが発生します。この副産物オゾンが一定濃度を超えないようモニタリングするためにオゾンセンサーが活躍しています。

除菌・消臭物質として放出されるオゾンの濃度管理

除菌脱臭を目的としたオゾン発生器では、人体に影響のない低濃度オゾンを使ってにおいのもととなる物質や細菌を分解します。オゾンセンサーはオゾン発生器から放出される空気のオゾン濃度が規定値以下であることを検知し、安全性を確保することに貢献しています。

光化学スモッグの検出

大気汚染である光化学スモッグには工場や自動車の排気ガスと太陽光の中の紫外線が反応することにより生じたオゾンが含まれます。大気汚染が深刻な中国などで使用される空気清浄機には、ガスセンサーを使ってオゾンの濃度を測定してレベル表示することにより、オゾン濃度が高くなると窓を閉めることを促す機能を持ったものがあります。

オゾン殺菌洗浄装置使用時の安全管理
オゾナイザー使用時の安全管理

配水管や医療機器などの殺菌洗浄や、浄水施設での水処理などに使用される産業用オゾナイザーでは高濃度のオゾンが生成されます。 このような高濃度オゾンを使用する現場では、使用空間内にいる作業者への影響がないようにオゾン濃度を作業環境管理基準である0.1ppm以下になるように制御する必要があります。NISSHAエフアイエスのオゾンセンサーはさまざまな測定装置への組み込みが簡単にできるので、このような安全管理の場面使用されるオゾン濃度測定器用のセンサーとしても活用されています。

オゾン燻蒸後の濃度チェック

医療現場において、手術室や病室の殺菌処理として高濃度オゾンによる燻蒸殺菌がおこなわれる場合が有ります。燻蒸作業で発生させたオゾンは作業後に自然分解されます。オゾンセンサーは、燻蒸後の手術室や病室の室内オゾン濃度が十分低い濃度に下がっていることを確認するために使用されています。

仕様

オゾンセンサー SP3-61-00

回路電圧 5.0V±4%
ヒーター消費電力 400mW
感ガス素子消費電力 15mW以下
ガス感度域 0.02-0.50ppm

オゾンセンサーモジュール A1320301-SP61シリーズ

電源電圧 DC5.0V±5%
消費電力 600mW 以下
アナログ濃度出力 0-1Vタイプ または 0ー5V タイプ
オゾン検知濃度 0 -約250ppb

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